嚢胞が2つになってしまった
(前回の続きです)
歯茎の腫れの発見から数週間が経ち、嚢胞も治らず…それどころか行くべき歯医者を間違えて人為的ミスにより腫れが1つ増えて2つになってしまいました。膿は2つの穴から出るようになっています…。
2つの穴がつながっていて、(元々あった)上側の嚢胞からの排膿が下の出来物を作っているのか、全く別の膿袋が出来て2つになったのかはわかりません。
ただし、次第に排膿されたために新しい方の膿の量は少なくなっている気がします。
前歯医者の治療後に出来た巨大な膿袋が日増しに腫れてゆくので心配になりこの歯を治療した医師に連絡したのですが”予約が立て込んでいて忙しい”らしく診察までたどり着けない…。
そのため別の新しい(マイクロスコープがある、根管治療が得意な)歯医者さんを急いで探し診せた所、レントゲンや腫れた歯肉の状態を判断して治療は続ける必要があるけれど、少なくとも今すぐなんとかしなくてはならない状態ではない(腫れは放っておいて大丈夫)と聞いて安心――。
でも元からあった嚢胞を指でそっと押すと相変わらずズンズンと痛いので、治療前の振り出しに戻った感じ?(膿の腫れが1つ増えた以外は…)
口内炎が多発して出来た
二日前――
歩くと気分が悪くなる位の姿勢痛もあり、今回の歯のこともあり、ストレスをきっかけにしてか、口内の環境が変わったのか、生まれて初めての酷い口内炎がでた。
アフタ性口内炎と呼ばれる白いカサブタのような出来物が口の中の天井部分にブツブツと出来た。
今まであまり口内炎が痛むことは無かったが、今回は痛くなってしまった…。
最近歯の膿を流すために血流を良くしようと毎日8000歩、歩いている。慣れない連日のウオーキングに疲れが追加されたのかもしれない。
今はもう、その口内炎は治まってきた。まだ大きな白い点は小さくなって痛みと炎症は消えた。
あと、チョコラBBプラスを飲んでいる。
微量の鼻出血も多い
もう温かいの時期なのに鼻中隔での「じわり出血」(=鼻をかむとティッシュに血がついている状態)も多い。
数年前からこのブログでも「微量鼻出血」の記録を取り続けているがハッキリ言って完治していない。
原因は不明――。
今回、数年前から歯根嚢胞が膿を出し続けていることがわかったので、やはり嚢胞の膿が上顎洞炎など(=上の歯が原因の”歯性上顎洞炎”というのがあるらしい)になって鼻の炎症を起こし出血していたのかもしれない。
数年前から歯医者に行って、嚢胞は無くなったと安心していたが、こうして嚢胞が再び出てきた。
つまり、その間ずっと膿が血流に乗って体をめぐるヤバイ状態になっていたわけだ…。
数年前に一度この歯は(前の歯医者によって)根管治療をしているから、その時に医師が症状が無いからと見逃した?のかも知れない。多分その時すでに膿袋があったのだと思う。
その証拠に通常は根管にガッタパーチャ(根管充填材)を入れているはずだが、今の医師によるとその時の治療では少なくとも根管にガッタパーチャは入っていないという事がわかった。
(当時、最初はこの歯は隣の奥歯と連結クラウンにすると言っていたがなぜか途中から連結をやめて独立したクラウンを入れることになっている。――医師は多分後戻り出来ない時点に来て嚢胞に気づき、嚢胞悪化に備えて独立したクラウンを入れたのだろう…)
一つ一つ、原因を潰して行きたいのだがこうして嚢胞が次々と発見されるので、鼻血の原因が「嚢胞が原因説」も再び浮上してきた。
――現在考える鼻血の原因
- 歯根嚢胞影響説 … 歯根嚢胞の膿が「歯性上顎洞炎」(か、それに似た何か)になって鼻に炎症を起こして鼻血の原因を作っている
- アレルギー説 … アレルギー体質なので鼻中隔に炎症が起きる
- 乾燥説 … 特に冬の寒い夜、鼻粘膜の乾燥によって炎症
- 花粉説 … 鼻血の時期が花粉の時期と重なっている
ともかく嚢胞にしろなんにしろ早く何とかして慢性的な炎症の発生を抑えたいと思う今日このごろ。
(追記:2017/05/24)
転院して嚢胞を見てもらう。今回の医師により、前医が人工根管(勝手根管)作っていたのが解った…。
1本の歯根に2本の神経の穴が通っていて本当の穴も判明。
やっと根管が開通し、前進した。後はいつものように根管治療を始める。
面倒でも不信感があれば変わったほうが良い
長く通院した歯医者(前医)を転院するのはなかなか面倒で、次の歯医者が良いところなのか実際に行ってみないとわからない。
なにせ今回歯根嚢胞になったこの歯は数年前、前医が治療した。したがって当然治療内容や経過を知っているだろうとの判断もあった。
結果的に前医のミス(故意?)で、数年前に前医が処置した歯には根管充填材を入っていない事が判明、その結果が今回の嚢胞を生んでいる。(悲しいことに忙しさにかまけて根管を充填しないまま銀歯をかぶせてしまう処置をする歯医者はまだ多くいるらしい…根が腫れてくるのは数年後だから…)
数年前治療した時にそんな説明もまったくなかったし、完治したものと思っていたら数年間膿を育てていたなんて…びっくり。
そして今回、「もう一度見させて欲しい」と言われてしまい不信感が抜けないままズルズルとまた通った。
結果はやはり失敗…。
前医は根管が見つけられないばかりか(というか見つからないので)、別の場所に勝手に根管を作って感染場所が増えるという状態を生む――。
あの時引き止められても行かなけりゃ良かった…という思いは今もある。
勝手根管の感染部分の治療費も時間も膨らんだ。でも仕方がない。
今の歯医者さんはちょっとクールだが、技術力に長けてる。
前医で付けられた傷がちゃんと治るか判らないが、治療法については一切任せようと思っている。
歯医者もネットと同じく玉石混交です。面倒でもしっかりリサーチして、「この先生大丈夫だろうか?」という不信感があればあなたはきっと正しい。
人情に流されずクールにサッと変わったほうが、後々の自分の歯、時間やお金、気持ちを守れます。
「歯を大事に」なんて言ってる歯医者が、根管を未処置にして「歯を粗末に」している…。そんな歯医者は残念ながら実在するみたいです。