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はっきり言う!日本ではアップルでは無く、アマゾンKindle日本語版が電子書籍業界をリードしそうだ。

日本版 Kindle といえば、ドコモ版 iPhone と並び、どれほど話題になろうと、リークなるものが繰り返されようと、今日まで誰も見ることができずにいる現代の青い鳥です。しかし日経は、この日本版 Kindle が「4月にも」登場すると報じました。


【記事要点】

  • 日経は「2011年内に日本版Kindleが出る」と報じたがアマゾンは出版社との交渉が難航し結局出せなかった。
  • そして共同通信が「春に出す」と報じていた。
  • アマゾンは「出版デジタル機構(仮称)」という講談社など数社で作っている団体から一括して包括的な契約をするそうだ。色んな出版社の書籍が統一されたフォーマットで提供されるので、ユーザーにとっても利便性があり、これはアマゾンに追い風となりそう。
  • 日本版は「Kindle Touch」が主力。価格は1万数千円。ドコモの3G回線が無料、つまり屋外でも携帯電話の電波を使って本を購入する事が可能。


結局、アップルはiPadで日本の電子書籍市場を開拓できなかった……。なぜなら、今だにiBooks storeには、日本の電子書籍は並ばず海外の電子書籍すら買う事も出来ない。


結果、iPad上の(iOS上の)電子書籍は別々の経営母体がぐちゃぐちゃのすっちゃかめっちゃか。電子書籍ストアの入り乱れの超乱立状態で、欲しい本がどのストアにあるのかそれすら探す事も出来ない状態で放置プレイされている。


さらに品揃えも絶望的な少なさだ。


アマゾンのKindle日本語版が、角川など大手出版社を束ねて事業を展開するなら、電子書籍端末としてのiPadは、終わりを告げると思う。


かくして、本当の「電子出版の夜明け」は、紙の本も、電子の本もアマゾンが切り拓く事になる。


ただしKindleは、自炊した本が読めない。(又は読みにくい)


したがって、市販の本はKindleで。自炊した本はiPadでという事になるだろう。


iPadKindleの2台持ちは面倒くさいが、本を何十冊ももって歩く事を考えると良いのかも知れない。