最近買って良かった物。それは、「ホームページビルダー17」です。
ホームページ・ビルダー17 通常版 バリューパックの中身。じゃじゃーん
今回はWordPressでブラウザから更新できるらしい。「これは!」と思い買っちゃいました。
しかも、WordPress本体ファイルの転送もホームページビルダー17が自動でやってくれます。契約サーバ側で用意するのはデータベースの作成だけです。
- 出版社/メーカー: ジャストシステム
- 発売日: 2012/10/05
- メディア: DVD-ROM
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正直まだどんなサイトを作るか決めてないのですが、本まで付いてれば安心?ってことで買っちゃいました。
書籍は同梱特別版ということで、売られている本
できるホームページ・ビルダー17かんたんWordPressデビュー Windows 8/7/Vista/XP対応 (できるシリーズ)
- 作者: 広野忠敏,できるシリーズ編集部
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2012/10/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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と、比べるとどこがどう違うのかは未確認です。ぱっと見、付属版は表紙に「特別版」と記載されていたり、紙質が薄いバージョンになっていました。
できる〜が付いているので、別の本も一緒に購入。
- 作者: 西真由
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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テンプレート集については、このページにあるように、標準パッケージで25種類のテンプレートが、バリューパックで47種類、ビジネスで50種類に増えると言う感じです。足りないテンプレートは有料でJustMyshopより購入できる仕組み。
さて、アマゾンで手に入れてユーザー登録をすませ、アマゾンから期間限定の特典ビデオを見る。
DVDと言っても、DVDが送られてくる訳で無く、ファイルはAmazonダウンロードでのダウンロードでした。ファイルサイズがでかい!(1.8GB!)
DVDは、パソコンチュートリアルビデオ・教室で有名な(http://wants.jp/school/teach.shtml)ウォンツが製作したビデオ。
ホームページビルダー17
今回のホームページビルダー17からは、WordPressを使える機能があります。
しかもWordPress本体ファイル群もホームページビルダー17内に持っていて、WordPress自体をサーバに自動転送し、その後WordPress用オリジナルテンプレートも自動転送してくれます。
通常WordPress本体の転送を自分でする場合、FFFTP等を使ってパーミッションをファイル毎に設定したり、CSSを自分で設定してページ全体のデザインを変更したりといった作業があって面倒ですが、これもホームページビルダー17が自動で設定しながら転送してくれます。Oh!
転送が終わったら、すぐに使えるWordPressのサイトが出来上がっているという感動です。
自力でWordPressをインストールした場合、一切CSSを触らない状態では下の画像の様になります。普通のブログです。
↓↓ところが、ホームページビルダー17を使えば、WordPressを自動転送した上に、デザインテンプレートが自動反映され見栄えも一般的な会社サイト風になっちゃいます。
スマホのサイトではこう見える。こちらも自動変換
このページは、ホームページビルダー17でテンプレートを選び手順に沿っただけで出来上がっちゃいました。なんかいっぱしの不動産サイト風。
いいねぇ。超便利!
あとは、ブログの更新のように、ブラウザから記事を追加出来ます。
驚きです。
ホームページビルダーサービス?
「ホームページビルダーサービス」とは、JustSystemが運営するビルダー専用のレンタルサーバです。
ホームページビルダー17でWordPressサイトを作るには、このソフトの他に、WordPressを設置できるレンタルサーバーを用意する必要があります。
ホームページビルダー17のパッケージを買っただけでは、WordPressサイトは完成しないので別途用意しましょう。
ホームページビルダー17にも専用のサーバーが用意されていて、「ホームページビルダーサービス」といいます。
一番安い10GBプランが月額1,480円。ドメイン付属だし、設定が楽だし、これくらいの値段がしてしまうのかも知れません。ただ個人で気軽に始めるにはちょっと高い?
さらにホームページビルダーサービスでちょっと留意する点があります。Whoisの名義代理公開はホームページビルダーサービスではやっていないという事です。
具体的な留意点は、加入時に必ずドメインを作らなくては先に進まない事です。ドメインを作る場合、ドメインの申請時にドメイン所有者本人の名前や住所をWhoisというところで公開されてしまいます。
こんな風に。だれでも調べれば見る事が出来ます。この住所や名前はこのドメインを申請する時に自身で名前や住所を記入して申請したものです。
ドメインを持っている人が誰でどこに住むのか?メールアドレスは?といった情報を公開しています。
一般のレンタルサーバのドメインサービス(ムームードメインやバリュードメインなど)では、これを会社の名前や住所にして個人名・住所を隠して代理公開してくれるのですが、どうやらホームページビルダーサービスではこの代理公開をしてくれなさそうです。(今は)
法人なら別にかまわないのですが個人・趣味で公開する場合、ホームページビルダーサービスでドメインを作ると、Whoisに本名や住所が公開されてしまうので、それが公開されて良いかどうか考える必要があります。
そのうち、ホームページビルダーサービスで、独自ドメインを作らないプランも新設されれば良いですね。
私は個人で作るので、今回独自ドメインは作らない事にしました。(さくらのレンタルサーバでは後からドメインを作る事も出来ます)
ホームページビルダーが対応をうたっている、さくらインターネットのスタンダードプランで行きます。
- さくらインターネット「スタンダードプラン」⇒さくらのレンタルサーバ スタンダード
★まずはさくらインターネットスタンダードプランを契約
ホームページビルダー17が対応しているサーバの一覧がこのページ(2012年11月現在)
http://www.justsystems.com/jp/links/hpb/wpsv.html
- ロリポップ「チカッパプラン」⇒チカッパプラン 詳細はこちら
※とにかく初心者に人気で説明書が充実しています。ショッピングカートもドメインも説明通りに楽に設置可能。
- さくらインターネット「スタンダードプラン」⇒さくらのレンタルサーバ スタンダード
※あの”はてな”もメインサーバーはここを使っています。今まで落ちた事に出くわした事無い信頼のサーバーです。
安価な所ではロリポップチカッパ(月額525円・データベース30個)も対応しています。XREAはリストには無いようですが、WordPress対応していて動く可能性は高そうです。
ロリポのロリポプラン(安い263円のもの)もデータベース1個作れるようです。作成するWordPressサイトが1つなら設置可能かもしれません?
さくらの「ライト」プランはもっと安いのですが残念ながらデータベースを作る事が出来ないプランなので、ホームページビルダー17でWordPressを設置することは出来ません。WordPressはデータベースで投稿内容などを管理していて、データベース必須だからです。
さくらサーバを契約後、WordPress設置の準備
さくらインターネットでサーバを契約したら、まずデータベースをひとつ作ります。さくらインターネットのスタンダードでは、データベースを20個まで作る事が出来ます。(2012年現在)
『[さくらのレンタルサーバ] 仮登録完了のお知らせ』というメールが来るのでチェックして下さい。そこには、FTPサーバやFTPパスワード、アカウントの情報が記載されているはずです。
自分のユーザー名確認、サイトURLの決定
ここでの架空の情報として以下の様にしたとします。以降の各アドレスやアカウントなどは適宜ご自分の情報に置き換えて進めて下さい。
契約後、送られてくるさくらからのメールに一連の情報が記載されていますので参照します。
- ユーザー名:hogehoge
- ドメイン名:hogehoge.sakura.ne.jp
完了直後は、http://hogehoge.sakura.ne.jp/で自分のホームページを確認出来ます。(まだ何も転送して居ないので空のページが表示されます)
ここで、WordPressを設置したいURLを決めます。
WordPressサイトを複数設置したい場合は、フォルダで分けて…
(例)
http://hogehoge.sakura.ne.jp/hogehoge
http://hogehoge.sakura.ne.jp/horahora
http://hogehoge.sakura.ne.jp/homahoma
http://hogehoge.sakura.ne.jp/poyopoyo
……
…のように設置できます。
WordPressサイトを
http://hogehoge.sakura.ne.jp/
に(トップディレクトリに)作る事も出来ます。
今回は、「homhom」というフォルダに…
http://hogehoge.sakura.ne.jp/homhom
…で作ろうと思います。
データベースを作る
さくらのインターネットで契約したサーバにデータベースをひとつ作ります。
(赤く塗りつぶしている所や「hogehoge」「homhom」等はこのブログでのみ使用した「便宜上の」設定情報ですので、人それぞれ違っています。ご自身が作成したアカウント情報に基づき当てはめて入力して下さい)
(1)コントロールパネルにアクセス、ログイン
https://secure.sakura.ad.jp/rscontrol/
(2)「アプリケーションの設定」のデータベースの設定をクリック
(4)各項目の設定
・データベースバージョンは5.5のまま
・データベース名を自分の好きな名前で設定(半角英字)
・接続用パスワードを決める(忘れないようにメモしておく)
・データベース文字コードはUTF-8に設定
必要事項を入力したら、「データベースを作成する」ボタンをクリックしてデータベースを作成して完了です。
(5)完了
ホームページビルダー17での必要事項
・データベース名:hogehoge_hogahoga
・データベースのホスト名:mysql442.db.sakura.ne.jp
・ユーザー名:hogehoge
・パスワード:・・・・
・テーブル接頭辞:wp_(ビルダーでは最初から_wpが入力されているのでそのまま)
(※テーブル接頭辞は、データベースがひとつしか使えないプランで、そのひとつのデータベースに複数のWordPressを設置しようとする時に、テーブル接頭辞を変える事で複数設置が可能になるようです)
これらの値をメモしておきましょう。これでレンタルサーバ側の作業は終わりです。
ホームページビルダー17を起動
さて、ここからはいよいよホームページビルダー17での作業です。
ホームページビルダー17を起動すると、ガイドが出ます。もしも出ない場合は、「ファイル」⇒「ガイドメニューを開く」で開く事が出来ます。
・「かんたんWordPressデビュー」をクリック
・「その他のプロバイダを使用する」にチェックを入れて「次へ」
・さくらインターネットからのメール「[さくらのレンタルサーバ] 仮登録完了のお知らせ」を見て情報を入力する。
「プロバイダの選択」⇒「その他」
「FTPサーバ名」⇒「hogehoge.sakura.ne.jp」
「FTPアカウント名」⇒「hogehoge」
「FTPパスワード」⇒「(お知らせメールの<サーバパスワード:>の部分参照)」
・「転送先フォルダ」を決めるため「参照ボタンを押します」
・「参照ボタン」をクリックするとさくらのレンタルサーバーに繋がって「転送フォルダの設定」というウィンドウが出ますので確認します。出ない場合は、FTPサーバに繋がっていないので、FTPサーバ名、パスワード、そもそもインターネットに繋がっているかを再確認して下さい
・「www」というフォルダをダブルクリックしてwwwフォルダ内に入ります。
・「www」というフォルダの内部に、「homhom」(一例です”仮に”「homhom」としています)というフォルダを新規作成して下さい。
・出来た「homhom」のフォルダをダブルクリックして「homhom」ディレクトリの中に入ると上部「現行フォルダ」の所が「home/hogehoge/www/homhom」になっています。
「OK」ボタンをクリックして戻ると、転送先フォルダの欄が「home/hogehoge/www/homhom」となっているはずです。なっていない場合はもう一度「参照」ボタンをクリックしてhomhomフォルダの内部に入ってから「OK」ボタンをクリックして下さい。
・データベースの設定情報も入力します。(赤く塗りつぶしている所や「hogehoge」「homhom」等はこのブログでのみ使用した「便宜上の」設定情報ですので、人それぞれ違っています。ご自身が作成したアカウント情報に基づき当てはめて入力して下さい)
・「完了」をクリックするとビルダーが自動作業を始めます。しばらく放って置くと転送状況ダイアログが出てきて、サーバーへのFTP転送が開始されます。転送するファイルは900余り!私の環境で転送が終了するまで20分かかりましたので、その間は、小休止。珈琲でも飲みましょう。
転送が終わると、WordPressのサイト名と、更新時に使うアカウント&パスワードを決めます。決めたパスワードを忘れてしまわないようにメモを取りましょう。(更新できなくなります)アカウントも最初「admin」ですが替えた方がより安全です。
・世界的にこの「admin」を狙って乗っ取ろうとする手法が増えているようです。adminはやめて何か別のパスワードに変更しましょう。
http://www.seojapan.com/blog/wordpress-attack
・「WordPressをインストール」ボタンをクリックするとログイン画面が出ますので今決めた、アカウント名とパスワードでログインします。
・ホームページビルダー17独自のWordPress専用ページが出てきます。「データーを反映する」をクリック
・そのまま設定を変えずに「データの反映を実行する」をクリックすると完成。「ホームページを見てみる」とクリック。
・これで完成。後は色々とカスタマイズして自分の理想のホームページに近づけて行きましょう。
ビルダーのWordPressで作ったサイトは、大きな変更は出来ないけれど、画像やタイトル文字の変更、ページの追加や削除などは可能です。
WordPressサイトの削除方法
さらに、試しに作って見たけど試し終わったので作ったWordPressサイトを削除したいという場合は以下の手順で全部削除出来ます。
- メニュー「WordPress」⇒「サイト一覧/設定」一覧から削除したいWordPressサイトを選択して削除
- メニュー「WordPress」⇒「WordPress設定」から該当の設定を削除
- レンタルサーバにログインし、作成したデータベースを丸ごと削除
以上で完了します。
ホームページ・ビルダー17本体
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ホームページ・ビルダー17体験版(無料)
ホームページ・ビルダー17ダウンロード版
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