ぶつけた覚えがない内出血?
今日、手を洗っていたら左手の小指の第一関節から第二関節にかけて紫色に変色していたので驚く。
多分、関節の毛細血管が切れて出血して内出血を起こし紫色になったのだと思う。
まったく痛みはなく、押さえると微妙な痛みを感じるくらい。
1年7ヶ月ぶりの内出血
実は、この手の指の内出血は、何年かに1度経験していて「また・・・」という感じなのですが、原因がわからないので不安。1日ブルーになってしまいました…。
2015年6月13日の血腫(前回)
2017年1月25日の血腫(今回)
病名は「アッヘンバッハ(Achenbach)症候群」?
ネットで調べてみると、意外に多くの同様な指の関節の青タンを発見できます。なんでも「打ち身の覚えのない内出血」は「アッヘンバッハ症候群」というらしいです。
サイトの内容を要約すると・・・
- 何かにぶつけた記憶もないのに、指の関節部分が青く内出血(皮下出血)している
- 外傷や血液が凝固するような明らかな異常がないのに、突然の痛みやつっぱりの感覚が現れ出血を起こす
- この症状と合致する海外の論文を発見したのは「熊本市立病院皮膚科部長の木藤正人氏」
- 浸潤性の皮下出血や紫斑を残し、数日から数週間持続した後に自然消失する
- 短い間に繰り返す人もいれば、数年に1度という人もいる
- よく出来る部位は「人差し指」「中指」
- 原因としては、加齢に伴う血管の弱体化
- はっきりした原因はよくわかっていない
- 本人が気づかないくらいのちょっとした刺激をきっかけに毛細血管が破れて出血を起こすのではないかと考えられる
- 他の紫斑病では、血液検査で血液凝固機能や血小板数に変化が見られる
- 血液検査で異常がない場合は、治療は必要ない
- 「気づかないうちに何処かにぶつけたんでしょう」などと言って返さず心配ないことをしっかり説明する必要がある
とのこと。出血した瞬間を見たわけでなく気づいたらなっていたという感じなのではっきりした原因はわかりません。
寝ている間に指をくねったか、机の柱に当てたのかもしれません。
(※2017/4/3追記。この日から数日後に内出血は消失、それ以来現在まで内出血はみられません)
アッヘンバッハ症候群の原因は「高血糖による血管の傷み」かも?
(※2018/05/19追記)
あれから、内出血はないのですが、最近「糖尿病」や「血糖値スパイク」についてテレビから知る機会があって、アッヘンバッハ症候群の原因を考えてみました。
血管に糖が増えると、血管の壁を傷つけるそうです。糖尿病の人の足が腐って行くのは足の血管がボロボロになるから…だそうです。
ですので、血管を弱体化する要素として「初期の糖尿病」や「血糖値スパイク」が私にもあるのかもしれません…。
結構前から、「夕食前になるとおなかが空いて指が震える」症状があり、何かを食べるとおさまっていました。(血糖値が乱高下している証)
したがって、長期に及ぶ高血糖により指の毛細血管が傷ついて壁が壊れ、内出血を起こしたと考えました。(指は毛細血管がたくさんありますし、24時間よく動かしますので、出血するきっかけが他の部位よりも多い)
もし、私のように、なにもないのに内出血をよく起こす方で、糖尿病があったり、血糖値スパイクによって異常に空腹感を覚え手が震えたりするなどの症状が長期続いている場合は毛細血管が弱っているのかもしれません。
血糖値を上げない工夫をして血管を丈夫にすることでアッヘンバッハ症候群が治るかもしれません。
血糖値スパイクを防ぐ方法についてはNHKスペシャルでやっていました。