「さしすせそ」が言いにくい
昨日(2017/03/09)朝頃、どうもしゃべりにくい。
最近1日中ガムを噛んでいるのでそのせいかと最初は思ったが、ガムを捨ててもなんだか言いづらさが残る。
「脳梗塞か?」と思って焦ったが少し考える。
父の入院で8日から全く違う生活リズムとなり、寝不足もあった。
病院から帰ると頭の右側がしびれるような感覚
帰りのバスで久々に気持ちが悪くなり、乗り物酔ってしまう。(あとで考えると三半規管が狂うのも突発性顔面神経麻痺の特徴らしい)
その時肛門もぴりっと痛みが走る。(なんだろう、これはモニカ病か?と頭をよぎる…モニカ病の名前をつけた星野源は脳梗塞になっている。自分も脳梗塞ではないか?と焦り始める)
血の気が引く感じがして、だんだん頭の右側の表面がほてって感覚が無いような違和感が出てくる。
さらに気分が悪くなり家に帰ったらすぐに横になる。
舌の動きをよく確認するとガムも噛んでいないのにろれつが回らない。
特に「さしすせそ」が言いにくい。
右の口の端の動きも鈍い。
ただ、手を伸ばして腕が勝手に下る症状や記憶、足などは全く正常に動く。
数日前から後頭部付近にズキンと痛みがあったが、動くタイミングで痛みが走るので頭痛ではなく筋の痛みだろうと思っていたり色々と蘇ってきて不安になり、やはり病院に行くことにした。
ネットで検索し、駅に近い病院へ1件目は、脳神経外科だったが再診しか受け付けていないということで断られたため、近くにあった内科+整形外科の病院に飛び込んだ。
新規で受け付けてくれる。待合室のトイレに行ってしばらく待っていると程なく診察してくれた。
男の先生。50代くらい?
パソコンでカルテを書きながら診察。
今朝から、ろれつが回らなくおかしい。長い間背中の痛みもあり頚椎ヘルニアなどで神経にさわっているかもしれない。
というと、「首から上は脳です」といわれやはりそうか。と思って落ち込む。
血圧を測ると、不整脈が見られた。
その後、動作テスト。
心電図をとってもらう。
心電図をとってもらって結果を見ながらもう一度診察。
「脳梗塞の可能性は多分低い」と先生。
少しほっとする。見立ては良さそうな印象の先生。
今までの動作テストはすべて正常に動いている。言葉も会話が成立するほど喋れている。
触診など一通りの観察を経て全体的に判断すると、「脳梗塞」ではなく「顔面神経麻痺」の可能性が高いと言う診断。
今この時点で出来ることはなく、むしろこの時点で血栓を溶かす薬などを出せば、血が止まらなくなる危険性などがある。(脳梗塞でなかった場合に危険)
「顔面神経麻痺と診断し、4日分のステロイドと、メチコバール(ビタミン)を出すので様子を見てください。」と言われた。
「もちろん確定ではないので、もしも今晩(昨晩のこと)さらに何か起きたら躊躇なく救急車を読んで救急で行って欲しい。」と先生。
帰って、晩御飯を食べ薬を飲んで横になりしばらくすると、しびれが取れた。
唇の反応ももとに戻った。
少し安心。
そのまま睡眠。
朝(2017/03/10)、夜中は何も起きなかった。
そして、今現在に至ります。
ただし、「し」が今も微妙にしゃべりにくい。「しーーーーー」と発音していると舌が平べったく横に広がりますがこの時舌に力が入りっぱなしになるというか、「し」の舌の形を維持できにくいというかそんな状態になります。
昔からそうだったのかもしれませんし、今回そうなったのかもしれません。
なんせ全く「し」の発音に気を止めていなかったから。
ちょっとここしばらく注意しようと思います。
「し」の発音が脳梗塞の後遺症で残ったのかもしれませんし、もともとから「し」の発音がやりにくいのは誰もがそうかもしれません。
40を超えるととたんにいろんな症状が出てきて参っています。