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歯根嚢胞のその後の経過

マイクロスコープ+ラバーダムでの治療開始

あれから、約ひと月に渡って3回マイクロスコープでの根管治療をしています。

右上6番。

  • 5月12日 … 最初は治療計画のみ(パノラマx1、デンタルx2で嚢胞を確認)
  • 5月22日(ここから根管治療スタート) … 前医で見つからなかった、4つ目の根管を発見。根の治療(ここが嚢胞の可能性あり)
  • 5月29日 … 2回目、前医が掘った2本の人工根管(勝手根管)から薬を除去(他の根も触ったかも?ちょっとグリグリされて腫れと痛みがあった)※最後にデンタルを1枚撮影
  • 6月05日 … 3回目、マイクロスコープを使ってどの根管か判らないが根の治療。「歯の内部はだいぶ綺麗になってきた」とのこと。また排膿はなかったが、「排膿が無くても嚢胞は治る場合が多い」と先生。
  • 6月13日 … (番外)、根の治療は一時様子見。欠けてしまった右下2番レジン補完、右下3番歯冠補修

結論から言うと、全体に軽く感じるから引いてるような感じはある。

フィステルの表面の頬肉が当たった時に擦れてズンズンする違和感を感じるのみ。

ただし、6月16日時点でフィステルは消えていない。(大きさは同じくらいで、ハッキリ大きくなる感じはない)

まだ根管治療から一月経っていないため、判断が難しいが先生は「抜く」方向には傾いていないので、多分可能性はまだあるのだと思う。

yonta24.hatenadiary.jp

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4月12日嚢胞発見からまだ2ヶ月

4月12日に歯根嚢胞を発見してから、まだ2ヶ月しか経っていなかった…。

歯医者の探し回りもっと時間が経っていたかと思った。

思い起こすとそのころは脈に応じてズキンズキンと痛みが有ったことからすれば軽くなっているとは感じる。

今はズキンズキンという痛みは全く感じないし、有るのはフィステル周辺を押さえた時の違和感(ズンズンとする)だけ。

フィステルの上部を押さえると以前はもっとズキンと痛みが有ったように感じたが、今はそれも薄く感じる。

良くなっていると信じたい。

症状「経過の記録」

  • 2017年6月16日(金曜日) … 19時頃フィステルが目立たなくなるが、23時頃また腫れぼったく感じて鏡で確認するとまた復活(ただし薄いようにも感じる)。ほっぺた内側がフィステルに触れると(軽く)ズンズンとくる感覚あり
  • 2017年6月17日(土曜日) … 昨日と同じ19時頃フィステルが目立たなくなる。米粒のように小さくなっている。ただし今日は起きてから、フィステルの奥側(少し痛みの場所がずれた?)ズキンズキンと今までと違う痛みがあった。(=痛くはない・感じる程度)
  • 2017年6月17日(土曜日)22時30分 … フィステルが大きくなる。正確には小さなフィステルの米粒が上に一つ増えた感じ、2つ合わせて一つのフィステルに見える。ズンズン感も強くなる。
  • 2017年6月17日(土曜日)23時57分 … やはりフィステルは消えていない。フィステルのすぐ上が痛いので押しているとどんどん大きく膨らんでしまった…。単に嚢胞の奥に膿が隠れていただけだった。しかしフィステルの周辺だけが強くズンズンと感じるが、その周辺はあまり感じない。だんだん嚢胞が小さくなっていて、残りの嚢胞があっちへこっちへ行ったり来たりしてるだけだと思いたい。今朝ズキンズキンとなっていたのはここが震源だと思う。

今まで全く消えることがなかったフィステル。普通は治療せず小さくなることはなく、大きくなるはず…。

それが、一時は消えたという事は…?今が消える過程なのだと思いたい。

触ったはずみで消える途中の膿が表面に出てきただけという気もする。

痛みもフィステルの周辺だけに限定している。

ちなみに最近ひどい鼻出血はない。

  • 2017年6月19日(月曜日)0時50分 … フィステルは朝薄かったが今は白くハッキリ出ている。ぷっくりと膨らんでいず全体に偏平に平べったくなった気がする。一方今日はズキンズキンが全くないし、ほっぺを動かした時のズンズン感が昨日よりも薄い。
  • 2017年6月19日(月曜日)20時32分 … 夕方からフィステルが薄くなっている。ほっぺを動かした時のズンズン感は薄い状態をキープ
  • 2017年6月19日(月曜日)23時42分 … 少し腫れぼったく感じたので確認するとフィステルの白い部分が大きくなった。きのうの「白くハッキリ」した感じよりは薄い。昨日と同じく寝る前にフィステルが復活する状況
  • 2017年6月20日(火曜日)18時56分 … 外出直後は血流が盛んだからかフィステルが薄くなっている。痛みなし、ズンズン感少しあり
  • 2017年6月20日(火曜日)21時04分 … まだフィステルは薄い状態をキープ。ズンズン感も薄い。
  • 2017年6月20日(火曜日)22時42分 … また昨日と同じく白い部分が復活。ズキンというかすかな痛みもあり。表面もズンズン感強め
  • 2017年6月21日(水曜日)0時49分 … 白い部分が復活。寝る前のフィステル復活。

2017年6月21日「歯医者へ」

先生にフィステルが消えたり出たりすることを話す。

やはり6番を残すのは難しそう……。

今日根管を埋めてしまったのでもう根管の治療は終わりになった。

来週この経過と今日撮影したレントゲン(デンタル2枚)を見て説明するとのこと。先生も「うーん今の状態ではわからない」と説明していた。

治療内容は…

  1. 前回の仮封を削り根を出す
  2. 根をリーマーで掃除
  3. 4つの根を全て根充
  4. 再び仮封
  5. 瘻孔からガッタパーチャを挿した状態でデンタルを角度を変えて2枚撮る

これだけ治療してもフィステルが消えないということは、ひょっとすると隣の奥歯の根が悪さをしているのかもしれないと先生。

実は隣の歯(7番)も根は処置されていないので、隣の歯が実は感染源の可能性も有るかもしれない。それは今回のレントゲンを見てみる……という。

次回説明しますということなので、今日の診察の最後に撮ったレントゲンなどと合わせて今後の治療方針を説明してくれるのだと思う。

来週まであまり考えずに待つことにしよう。

逆に嚢胞がこのまま消えてくれれば言うことはないのだが……。

  • 6月25日(日曜日)21時16分 … 根充してからのう胞が大きくなる。ただ今現在のように白いフィステル色が薄くなる場合もある。

のう胞が消えることはないようだ。腫れぼったい感じが強くなった。

抜くことを覚悟している。阪大に「保存科」というところも発見したがこれ以上時間をかけるのもいやだし。

ただ麻酔を打つと強烈に痛みがでて麻酔が利かなくなるんじゃないかと心配が新しく出てきた。

次の診察は水曜日。その時に今後の治療計画が決まる。とにかく前進したい。

治療計画について

2017年6月28日(水曜日)治療計画が決定。

今まで勘違いしていた。フィステルの場所とレントゲンに映る嚢胞の場所が違う。

嚢胞が出来ている歯根(右上6番)の周囲が黒くデンタルに映っている。

しかし、先生にレントゲン上でフィステルの位置を聞いたら、全然違う場所(右上7番の近く)にフィステルが出来ている。

普通はフィステルが出来た近くに嚢胞があるのだが、今回は嚢胞の場所とフィステルの場所が遠すぎる。

先生が以前から難しいと言っていたのはこのことかもしれない。

つまり、フィステルがどこから来ているのかはっきりしないということ。(フィステルが原因歯から遠くに膿の通り道を作って(原因歯から遠い場所に)フィステルが出来ることも有るらしい)

そこで、次回からは以下のように治療計画を立ててもらった。

  1. フィステルに近い隣の奥歯(7番)の根管治療を開始(この根管も前医の未処置により埋まっていないため)
  2. 6番ではなく隣の奥歯(7番)が原因ならここでフィステルが消えるかもしれない
  3. 現在治療中の歯(根充済み6番)はこのままにして様子を見る
  4. フィステルが消えたら、隣の歯と現在治療中の歯(6番と7番)をニコイチにする
  5. フィステルが消えない場合は、また考える…

とのこと。

フィステルの記録

最近フィステルが消えたり復活したりするサイクルが早くなっている。

これは、免疫力が勝っている場合にフィステルが消え、疲れやストレスなどで免疫力が弱まるとフィステルが復活するせいだと言う。

根はきれいな状態なので、レントゲンに映っていた嚢胞は小さくなっているのかもしれないと先生。

以下経過……

  • 2017年6月29日(木曜日) … フィステルが消える。夜復活
  • 2017年6月30日(金曜日) … 昼:フィステルが消える 夜:復活(小さめ) 一日を通して軽いズキズキ感あり。フィステルの下が白く盛り上がっているのを発見。新しいフィステルでなければいいが…
  • 2017年7月1日(土曜日) … 今日は1日フィステルが消えなかった。夜は違和感も大きくなり、フィステルも大きくなった
  • 2017年7月5日(水曜日) … 歯医者へ。7番の歯の1回目の治療。クラウンを除去。その後根管の手前まで掘る。
  • 2017年7月14日(金曜日) … 歯医者へ。一番奥の歯(右上7番)の治療、ラバーダムをして前医の詰めたガッタパーチャなどを除去した(と思う)。少しズキズキするちょっと心配。フィステルはとても薄いが、周囲がぷっくりと盛り上がっているのが気になる。奥歯の治療を始めてから最近症状がとても薄くなっている。1日のフィステルが消えない状態に比べてみると雲泥の差で症状が消えてきていると感じる。
  • 2017年7月15日(土曜日) … 昨日の根の治療で痛みは少し残る。歩いていると時々軽くズキンとする。ただし痛みが増すことは無い。フィステルは消えて境目が見えなくなりつつ有るが、周辺が白くなりポコッと盛り上がっているのでちょっと心配。
  • 2017年7月16日(日曜日) … 根の痛みは無くなった。フィステル周辺の白い盛り上がり…白板症じゃないかと思ったが色形が短時間に変化するから違うと思っている。今夜中だが、フィステルはとても薄く腫れも薄く感じるだけ。今日は、午前中フィステルが盛り上がったが、ズキズキ感はなかった。
  • 2017年7月18日(火曜日) … 依然盛り上がりがあるが、フィステルは消えている(薄くなって境界線が判らない状態)。フィステルのあった場所を押さえた時の痛みが弱くなっている。
  • 2017年7月19日(水曜日) … 盛り上がりの上部にフィステルが有ったのだが、その部分は歯茎の色に近くなっている。つまりフィステルが薄くなった?(消失した?)ように感じる。まだライトをしっかり当てて明るくするとうっすらフィステル跡は見える。フィステル上部に強かった痛みも(押しても)弱く感じる。ただし奥歯を押さえると若干痛みがある。何度も押しているとズキンズキンと弱い感覚があった。

 2017年7月28日(金曜日)歯医者へ

今日は、一番おくの歯(右上7番)の根管治療終了。ラバーダムをして根充して終わる。

最初は新米の先生(女医)が仮封をとってラバーダムを付ける所まで処置。この先生が全部やるのかな?ちょっと心配だな?と思っていたら、新米先生は仮封を取る所まででベテラン先生にバトンタッチして少しホッとする。(学習のためだったみたい)

今日は、少し時間に余裕があったようで根充から型とりまで一気に処置する予定だった模様。

私が入歯を忘れたため、型とりはキャンセルになった。

昨日まで、少し痛かった奥歯だが今日根充が終わり根管治療が終わると不思議に痛みが収まった。

まだ、白いなぞの膨らみが残っているが、先生がチェックした所嚢胞ではなさそうだという。

嚢胞本体は消えたままなのでひとまずこれで治療は終わり、次回は型を作りクラウンを被せる。

また、2週間前前歯のレジンが大きく破損してしまったため、それを見せたら次の治療でこの歯の治療方針を決めるとのこと。

  • 2017/07/29 … フィステルは消えている。直下の白い膨らみもある。昼は7番がじくじくした。今(2017/07/30 1時43分)はジクジクも無い。ジクジクの原因は根のようだと思う。まだ根を触って48時間しか経っていないので様子見。
  • 2017年7月31日 … 30日の夜中に右上3番(犬歯)のレジンが割れた。31日午後4時に連絡し、午後4時45分に診察。仮歯の応急処置をしてもらう。次回(金曜日)に新型のセメントを使って、持っていった割れた破片を元のようにぺたりとくっつける予定。その接着剤を使えば一時しのぎではなくもとのように使えるらしい。保険適用の素材だと確認。右上7番は根の傷みも消え、瘻孔も消えたままをキープ。ただし瘻孔(があった場所)の下のぷっくりした膨らみはまだ残っている。

2017年8月4日(金曜日)歯医者へ

31日に欠けた歯を新開発という接着剤を使って貼ってもらった。今のところパット見全く継ぎ目も判らない。接着力もあるようで剥がれそうな気配もなし。

フィステルは消えたまま。フィステルの下にできた「白い膨らみ」を再度鑑定してもらったが、「少なくとも病的なものではなさそう」とのこと。

もともとあった骨隆起かもしれないし、根管治療により骨生成されたのかもしれないという。

もしそうであればフィステルは一件落着っぽい。嬉しいと思った。

 思えば、右上7番は今回の一連の治療の前から固いものを噛むと痛みがあった。

最初にデンタルを撮った時も、印画紙を奥歯で噛んで撮影したが、その時に奥歯がとても痛かったのを覚えている。

また、最初にラバーダムをした時奥歯にクリップをはめたがそのクリップがとても痛かった。

多分7番は、前医の処置の時から根の状態が悪かったのだとおもう。

今、悪かった根を治療し終えて、奥歯を押してみるとその痛みが全部とれている。

もしかするとこの奥歯の根の未処置が今回のフィステルの直接の原因だったのかもしれない。

***

右上一番の根元が臭い。そして時々鈍痛があるので今後がちょっと心配。 

2017年8月12日(土曜日)歯医者へ

今回は、6番、7番の土台の型とり。

新米の若い男の先生が、仮封を取って土台の処置。

少し心配だが、主治医の先生もチェックするので多分大丈夫。

少し鈍痛のような感覚はあったが誤差の範囲。

歯の表面を削って何やら土台の下準備を済ませ、寒天で型とりをした。下の歯列と上の半分の型。(上は全部の歯列取らなかった)

今回は時間も有ったので受付で主治医の先生に原因は6番だと思うと聞いた。7番も処置が悪いが、やはり(今思えば)6番の嚢胞の治りが遅かったのでフィステルが消えるのも遅かったとのこと。

あと、新米の先生はやはり未熟なのか仮封を密封状態が雑なのか表面が凸凹していて、時々薬の味がする。

調べてみると仮封の材料で薬の味がするものがあるそうで、歯の中の薬が漏れ出ていることはなさそう?

  • 2017/08/15 … ここ数日どこかわからないが時々、薬の味がする。6月21日に仮封をしてから8月12日までずっと仮封をしたままだった。今回久しぶりに仮封を取って再度付け直したのでその影響で、6番の穴(前医に付けられた穴)からいつものように何か(仮封をする時に使う消毒液とか?)漏れているのかも??まだ若干瘻孔部分をさわさわすると感じるものがあるので不安

2017年8月29日(水曜日)歯医者へ

薬の味はもうしない。6番、7番の歯の方も問題なさそう。瘻孔部分もさらに無症状になった。

8月12日のコアの型取りから、21日にコアを入れた。

今日29日は、2回目の型取り。(クラウン用)

そのために6番と7番の周辺を削り、歯は少し小さくなった。工数が前の歯医者よりかなり多いので保険内だけど丁寧にやってくれている気がする。

次回でこの歯はクラウンが入って終了の予定。

瘻孔直下の白い膨らみは形も大きさも同じまま数ヶ月が過ぎた。

先生は、悪いものではないというので多分大丈夫と思っている。ただし、その膨らみを押せば多少ズンとする感じはある。

【終了!】2017年9月30日(土曜日)歯医者へ

6番の嚢胞を発見した4月からやっと歯医者さん終了しました。

半年かかりましたね。

しかし、6番はなんとか嚢胞に到達することが出来て、抜くこと無く無事終了しました。

6番の嚢胞が消失するまでに5月から7月まで2ヶ月もかかりました。

2ヶ月の間はこのエントリーにも経過が有るように抜くことを覚悟して右往左往しました。歯根嚢胞は嚢胞に到達後症状が消えるまで2ヶ月は様子を見守る必要がありそうです。(その間、嚢胞が消えたり出てきたりする)

2回の転院でやっと希望の歯医者を見つけました。今の歯医者さんありがとうございます。

マイクロスコープの効果とマイクロスコープを上手く使いこなす腕+歯内療法の豊富な経験あってこその成果だと思いました。

これを機に他の歯もしっかりメンテナンスして出来る限り温存できるようにしたいと思います。

今の歯医者さんには、3ヶ月後定期検診に行くつもりです。

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