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(ネタバレあり注意です)

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京都太秦物語

京都太秦物語

 
  • 京都太秦物語(2010年5月22日(土)公開) … 山田洋次監督が、立命館の学生と共同で作った作品。

主人公の女の子(海老瀬はな)が可愛い。

ストーカーのインテリ教授が突然告白、北京に一緒に来て欲しいなどと戯言を言い出すありえない展開、突然EXILE所属のUSA演じる駆け出し漫才師がダンスを踊りだしたり、役者の殆どが素人のため実に演技もたどたどしい。

など実験的な映画という側面はどうしてもそこここで感じた。

しかし、主人公の女の子や妹は魅力的で、それを支える素人(実際にそこに住む街の人々)たちは、不思議とリアルさを感じた。

これは、山田洋次監督が培ってきた脚本や撮影の手法にあるのだろう。

  • 道端で掃除をしているおばあちゃんに「こんにちは!」と挨拶をする
  • 画面手前に原付バイクが通り過ぎる
  • 「テナント募集」の張り紙のある角の物件
  • 電車の中で談笑する人々

そうした”背景の演技”が映画というドラマにリアリティーを与えているのがよく解った。

男はつらいよなどの大作では、「背景の演技」にもお金を掛けて役者が担当しそれなりの演技をするため背景の演技が完璧すぎて目立つことはないが、なにせ今回は素人がそれを担当したため割りと本来目立つべきでない”素人演技”が目立ってしまった。

それ故に、山田洋次監督がいつも大切にしている映画のエッセンスが強調されて透けて見えるそんな映画になっていた。

映画製作を志す人にとっては裏側が見えるようでオトクな作品ではないか?と思ってしまう。

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