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【テレビ要約】NHKスペシャル 病の起源 第四集「心臓病〜高性能ポンプの落とし穴〜」【まとめ】

2013年10月27日(日曜日)午後9時放送 NHK総合

【番組のすごく簡単なまとめ】
・歩くことで心臓の負担は軽減される。
・肉は食べ過ぎるとGcが増えコレステロールが貯まりやすくなる
・胎児の段階で心臓が弱くなるので妊婦の人は栄養をしっかり取る

・心臓病の起源。ミイラから心臓病と判断。人類は古代文明の時代から心臓病に苦しんでいた。700万年前アフリカで誕生した人類。高度な文明を築いているしかしその影で病気の種が埋め込まれた。今や700万人以上がなくなる恐ろしい病。直立するようになったことで下半身にたまりやすくなった血液を全身に回すために心臓に負担がかかる。今回は音楽家の谷村新司さん。

・心臓のテンポと谷村新司のチャンピオンなどの曲を合わせる。心臓は毎日ドラム缶40本の血液を送り出している。

・世界で始めてリアルタイムで捉える装置。80億個の筋肉細胞。10万km(地球2周半)の血管の長さがある。

・3億年前は虫類が居た。ユタ大学、進化生物学者コリーン・ファーマー博士。話に解剖して心臓を見る。隙間が多い心臓を為ているため弱く、活発な運動が出来ない。は虫類。ほ乳類は天敵から生き残るため強い心臓を得た。不整脈、収縮が弱くなり心不全は心臓が大きくなってしまう、心筋梗塞は血管が詰まり筋肉の一部が壊死してしまう。

・700万年前直立することで、重力の影響で心臓に負担が来る。立ち上がると心臓の大きさが小さくなる。血液が下半身に行くため。同時に心拍数を上げて脳に血液を届ける様になっている。交感神経は全身の血管をコントロールしている。立ち上がると交感神経が働きます。すると血管が細く締まります。その仕組みで下半身に血液がたまらないようになっている。交感神経の調子が悪くなるとずっと血管が細くなったままとなり、そこに血液を通すため、心臓の筋肉が疲弊する。

・交感神経の活性化は心臓に負担を増す。このように立つことで心臓病のリスクを増した。心臓はどんな時も脳に血液を送っている。

心筋梗塞が急増。コレステロールが貯まって心筋梗塞を発症している。人だけが心筋梗塞を発症している。アジット バルキ教授の研究によると人の血管にGc(N-グリコリルノイラミン酸)という物質があり、このGCが蓄積するとコレステロールをより貯めやすくなる。Gcが血管内に入ると血管の壁が傷む。そこにコレステロールが貯まってゆく。

Gcが体内に入って炎症を起こすのは人間だけ。Gcは本来人にはない物。

Gcは370万年前の人類にはあった。しかし、270万年前には無くなっている。脳が発達すると同時にGcを失っている。脳の神経細胞はGcがあると成長しない。Gcを失ったことが人の脳の発達に寄与した。

・6万年前アフリカを出て文明社会・農耕や牧畜による社会。牧畜が始まってGcを含んだ他の動物の肉を食べることがGcを再び摂取する事になった。つまり動物の肉にGcが含まれて居る。

・お肉は心臓を痛める。世界の肉の消費量が増えているのと同じく心臓病のリスクを高めている。肉の他にも・塩・アルコール・糖・お酒・たばこなど取り過ぎると心臓の血管を痛める。また逆に食べないのも駄目。

・胎児の段階で心臓が痛みやすくなるので妊婦にも栄養をとるように現在進められている。第二次世界大戦中食糧不足に襲われた妊婦が生んだ人は。栄養失調になっている。飢餓を経験した母親の子供は大人になって心臓病を発症する人が多い。

・胎児期の栄養不足は心臓の筋肉を死なせてしまう。胎児期から心臓の細胞は大人になっても数が変わらないため、胎児期に心臓の細胞が少ないままスタートする。これは脳の発達を優先するため栄養が少なかった場合には脳の方に栄養分を渡す。

・伊藤茂 医師がレクチャーしている。妊娠中の女性はしっかりと栄養を取らなくてはならない。

群馬県立心臓血液センターでは、心臓病に新しい治療法が始まっている。安静ではなく逆に十分な管理下で運動をすると心臓を鍛えることが出来ると判ってきた。人間は歩くことでも負担を軽減している。足の筋肉を動かすと足が血液を上に押し上げる。足を鍛えると心臓を助ける役割がある。足は第二の心臓と言われるように、心臓病のリスクを減らすために歩くことは大切。

東北大学病院では、低出力体外衝撃波治療(東北大学、下川宏明教授)という、低出力な衝撃波をあててマッサージ効果を発生することで新しい血管を作る。金井さんはこの治療法を受け始めからわずか二ヶ月で復活した。これまで国内で40人程治療受けそのほとんどが改善している。

(終了)